巷に広がり続け市民権まで得た『萌え』現象


最近ではもはや「萌え」という言葉さえ死語になりつつあるという。

そのかわり「萌え」はオタクに留まらず広く世間に広まり流行語になってしまったw

今マンガやアニメの世界で主流というか大勢を占めている画風はいうまでも無く「萌え」

に属するか限りなく近い軽楽で硬質感とは正反対の軟かいタッチである。

当方は基本的に「萌え」を好む方ではない。

自分の絵も昔から「渋い」や「カッコいい」(希望的?w)と評されているw

その理由は実に単純、当方はある時からそれまで描いていたデフォルメされた

絵柄からリアルタッチへと方向を変えたからだ。

女性キャラを描いても「綺麗」や「凛」「カッコいい(笑)」であり、あまり「萌え」ではない。

ほとんど流行りの「萌え」とは対照的な絵柄を好む。

無論「可愛い」絵や「愛らしい」絵も過去に描いている(そう思われているかは知らないがw

が、「萌え」という感覚とは少しニュアンスが違うと思う。

そんな自分だが果たしてそういった絵柄を描いたらどうなるかなと何を思ったか

「萌え」を描いたらどんな物が出来上がるだろうかと試してみたくなったw

そうして出来上がったのがこの3つだ。 


いずれもただ試して見るだけのつもりだったので鉛筆画のままである。

上二つが左からオリジナル、オリジナルだがタッチは「渡辺明夫」風、

下が古い友人しょうっぺ氏からのリクエストの版権物で「灼眼のシャナ」から

主人公シャナを出来るだけ原作のイラストレーターの絵柄に合わせて描いた物だ。

オリジナルの左の方は顔のタッチだけ友人のほたるる氏からお借りしている。

知人の中でもっとも「萌え」をで行ってるお方であり、真っ先に頭に浮かんだのだw

後は最近のオタクな人たちがはまっている「萌え」なモノとして

しょうっぺ氏から教えてもらったシャナ、ワシでも見たことがあるほど有名な

「萌え」として圧倒的な知名度を持つ渡辺明夫氏のタッチを真似て見たもの。

これらを描いてみることで「萌え」というものを自分なりに表現として捉えてみた。

はてさてその結果どうなったやらw

・・・・・・可愛いものが描けましたwww(爆
しかしどうしても絶対切り離せないのは「造り込む」というか

かなり凝って描き込む当方の性質w

しょうっぺ氏いわく「萌えにリアリティはいらんのよw」なのだそうで(苦笑

つまりワシがこだわるような造り込みや質感、存在感といったものを醸し出すための

リアリティはあまり重要ではないということになる。

「萌え」とはそういった品質よりもありえない非現実非日常を感じられるただの

設定などが記号のようにあれば良いという答えに行き着いてしまうらしいw

それは普通じゃありえないシチュエーションであったり性格であったり、

もちろんその主人公達が美男美女(顔が良い体が色っぽい等)であることも(爆

そういった「条件」さえあってしまえば「萌え」なのだと、・・・萌え、単純だなォィ(=д=;

だれか「萌えはそんな軽いものじゃないッ!!」って熱く反論できるかたお待ちしてオリマスw