環境の崩壊がと ま ら な い !

http://www.nhk.or.jp/special/schedule.html

ご多分に漏れず今回もNHKスペシャルネタだ(それ以外あまり無い)

上に乗せたURLは今夜放送されていた番組の概要である。

NHKスペシャル 気候大異変

第一回「異常気象 地球シミュレータの警告」

番組中では最近完成した日本が誇る世界屈指の計算速度を持つ

大規模シミュレーション用スーパーコンピュータを使用した

地球シミュレータ」を用いて未来100年に渡る地球全体での気象の変化を

計算した結果を元に現在の環境の在り様と、その先にまつ数十年後(100年後)

の世界の環境の予測が語られていた。

ここで出てくるシミュレータはあくまで仮想実験、あくまで計算上の予測データ

であることはいうまでも無い。

しかし過去に南米の温暖な海域で発生するはずが無いと考えられていた

熱帯低気圧が発生したという事実をすでに的中させていた実績があるという。

その地球シミュレータが弾き出した100年後の地球は

CO2の倍増により現在より気温が4.2度上昇し、東京は亜熱帯(熱帯)となり

一月は紅葉w一年の約半分が夏、その内約100日が真夏日となるという。

気温上昇により世界中で熱波による死者が増加するとされ、2003年の

ヨーロッパで3万人もの死者を出した熱波はその予兆のようだと言われている。

ただしこの熱波による被害というのは赤道以南よりもむしろ北側、つまり

ヨーロッパや北米といった、一年通して気温が低く気温変化が20℃〜35℃

ほどにもならない国のほうが大きい。

コレを聞くと日本に住んでる(特に大阪w)当方などはこの程度の温度差など

年間茶飯事だと思ってしまうのだがw

フランスなどは夏でも平均24℃(パリ)と年中比較的気温が低いので

経験がない為か水分補給や温度管理の術などを取れないようだ。

特に近年アメリカなどでは熱波警報などを出して行政が市民に警告や管理監督を

行うなどという、日本人からすれば唖然モノな「熱波システム」いうものを

全米に配備しようとしているというw

35℃?んなもん夏場にゃナンボでも経験あらぁな、50%で高温多湿?

こちとら(大阪)この乾燥した冬場でさえ60%やで(夏場なんか70超える)w

こりゃ日本人は平気かも、大阪の気温変化の幅を舐めちゃいかんよw

しかしソレより危ないのは世界で起こる気温の変化は地域による乾燥と

集中豪雨の二極化って話。

これが急速に起こるとされているのだ、コッチの方が事は重大に思える。

コレまでのシミュレーションによるデータは全て今現在の経済成長が続く

という前提の下算出されたCO2濃度の860ppmから、CO2削減策によって

積極的にCO2増加を軽減できた値、700ppmという濃度を元にしている。

当然CO2削減が上手くいかず予想通りの860ppmの場合は上記以上の

悪環境が未来で待っていることになる。

今まさにこれから高度経済成長を遂げようと躍起になっている

超巨大消費大国『中国』や世界第二位の人口インド、韓国や

これから発展してくるであろう現在の発展途上国、これらがまさに

これから化石燃料をバンバン燃やしてエネルギィ全開に使いまくって

成長してやろうとしているのだ、これらが吐き出すCO2の量が凄まじい。

当然途上国である彼らに先進国が持つような『CO2削減技術』に始まる

環境保全技術など持つはずも無く、これらが吐き出すCO2が今最も

環境問題にとって頭の痛い難題だ。

実は上の記事タイトルは明日第二回放送分のサブタイトルなのである。

なんちゅう悲嘆なタイトルだろう、だがコレがまぎれも無い事実なんですな。

今日ワシは第一回の最後に予告で出てきたこのタイトルに撃ち抜かれましたよ。

人間の業の深さに!