ある意味最大の反面教師

(現在の近況)ふい〜、記事随分ほったらかしにしてしまいました(陳謝)
ようやくこっちまで手を回せるぐらい余裕が持てるようになりましたので一つｗ

･････････････････････････････････････････････････････
実は先週の土曜日、仕事先の後輩が一人辞めました。
後輩といっても年齢は39歳、じゅ〜ぶん過ぎるくらいエエ歳です(^^;
ほぼ一ヶ月前に入ってきた人なんですが、これがどうにも｢痛い｣人だったわけで…。
聞いた話では20年ほど前に｢測量｣の現場で働いていたとか、でもそれ以来｢建築関連｣の
職には付いていなかったので素人同然だがそれでも働きたいというので社長は採用したというｗ
しかし、これがいくら｢素人｣といえど幾らなんでも度が過ぎるだろうって程の呆れたものだった(^^;
当然経験の長い社長から見れば当方ら若造も似たようなものだろうが、
彼だけは当方ら若造から見ても相当｢痛い｣オッサンだったのだ(ーー;
まず、眼に光が無いｗ(腐った魚のように無気力で無駄にボケーッとしてる)
当然素人なので図面は描けない、よって現場担当として入ってきたのだが彼は体が小さく力も全然無い(^^;
うちは中小(小)企業なので現場も全て自ら段取りし取り仕切る。当然資材や脚立などの道具も用意する。
それを運ぶ為に運転能力は必須だ、しかし彼は正直言って運転も｢下手｣だった(^^;;;
そして素人とはいえ知識が無さ過ぎた、当初入りたての頃スケルトンの現場(建材むき出しのがらんどう)で
天井を回る配管から下がってるスプリンクラーを指して｢コレナンデスカ？｣(ｲﾀぁ
いくら天井むき出しとは言ってもさ、今時スプリンクラーぐらいワカルでしょ？
｢ロフト｣みたいに天井ムキ出しスケルトンでやってる商業施設とかｗ
作り什器の足などに使う高さ調整のための｢アジャスター｣、これもさほど特殊なもんじゃない、量販店とかで
本棚とかラックとか買えば普通についてるものじゃないか。取説読んでも出てくる名前じゃないか。
それを知らないといい、現場で大工さんからの話を理解しきれず周囲の人間全てを呆れさせた。
どうやら学習能力も悪いらしく、事務所のセキュリティをなんと3回も作動させてしまったｗ
3回目などは警報鳴りっぱなしだったにもかかわらずほったらかしにしていた為信号が警察にまで飛び、
警備会社の人の後から警官までが何事ですかとチャリンコ漕ぎ漕ぎ6人も駆けつけてきた(爆
事務所のセキュリティは入口ドアの鍵を開けて中に入ってからＩＣタグ認識で解除するタイプであり、入口だけは
ナンバー入力だけでも開けられる。ただし開けてから一定時間内に警備を解除しなければ通報が行くというモノだ。
普通なら誰でも一度間違えればナニをしたらいけないか、間違った場合どう対処すれば良いか考えたり覚えるもんだ。
彼は過去二回間違えている、そのたびにどうすべきかは聞いているはずなのに？
なぜか3度目まで鳴らしているにもかかわらず誰にも報告なしにほったらかしでボーっとしていたのだ。理解に苦しむ(ーー;
警報音は一定時間でそら止むだろう。何時までも鳴りっぱなしでは無いものもあるんだからｗｗｗ
だからって｢もう止まりました、オールクリアですよん｣な〜んてなことになるわけねーだろ少しくらい頭使えバカ!!(と内心では思ったさ)
そんなオッサンなのでとうとう｢最終試験としてＣＡＤで図面試しに描いてみ｣となったわけだがこのオッサン、
今の今までパソコンなど触ったこともないようで、ドレが起動スイッチかすらも判ってない(痛すぎる
とりあえず後輩君から基本操作などを手取り足取り教えてもらいながら5分10分あれば描けそうな図面を
なんと半日ぐらいかけて描いたらしい。
その日は手伝ってもらってなのでほとんど彼一人でやったのではないので翌日もう一度、今度はもうちょっと難しい図面だが
操作は覚えただろうということで(無理だが)させてみたらしい。その時当方は仕事で外に居て詳しくは知らないが案の定不合格。
とうとう彼は解雇されてしまいましたとさ。まあ無理も無いんだがｗ

一度彼からトンでもない一言を聞いたことが有ります。
自分の前歴などを話していたときです、彼の口から｢まあ仕事は人生での自分探しやからね(フッ)｣というなんとも痛い発言が(ｷﾀｺﾚ
どうやら自分では転職したばかりの当方へ名言を披露したつもりでいるようだが彼自身の前歴を聞いてもモゴモゴとお茶を濁すだけ。
どうやらまだ自分のやりたいことだとか自分の目的？などはっきり持ってないかのような迷言…にしか聞こえない!!(爆
アンタ39歳のエエ歳こいた大人やろ!?未だに自分探しってそらあんた手遅れやでもう(ーー;
随所で見られる無知蒙昧、たまに起こすトンでも行動(何故か路地でわざわざ前向いてる車を逆さ向けてバックで逆走しかも半ドアで走ってる最中に扉が全開する等)
とにかく何一つとっても｢取り得｣と見られるものが何も無いという…まるで昨今問題になってる｢ニート族｣が
そのまま歳だけ無駄に食ったような｢ただ生きてるだけ｣を地で行ってるような人でした。
こんな人間を目の当たりにしたのは生まれて初めてだ(爆
聞くところによると母親と同居してるというか実家暮らしらしくきっと今まで親に甘やかされっぱなしでロクに定職にも就かず(就けず？)フリーターみたいなことしてフラフラしてたんじゃないでしょうかね(憶測に過ぎませんが)
ともかく、絶対にこうなってはいけないと思わせる(ならない？)ある意味では人生訓における最強の｢反面教師｣と言えるかも知れませんね？(核爆
皆さんもくれぐれも将来こんな大人になってしまわないように今出来る事は精一杯頑張りましょう。当方も肝に銘じるのみです。