いきなり三日坊主かこの男w

別に笑い男になったつもりは無いですよ


うぐ、もう8日になってしまったな。三日目を逃してしまったが投げ出したりはしないぞw
7日は仕事の為つぶれてしまった、日記も書けなんだので致し方ないのだが…(言い訳は見苦しい)
今日やってましたな、先日のNHKスペシャルの再放送。
何度見てもえらいところまで来てしまった感がある。
既にいくつかの最新研究について情報だけは知っていたがこうして一まとめにして公開されると圧倒される。
こういう最新技術を目の当たりにしていつも思うことがある。
こういったサイボーグ技術というのは医療や福祉においての利用価値は言うまでも無いものだが、立花氏が危惧する「利用する方向性を間違うと何が起こるか判らない」というものはなにも今になって言われ始めたことでは決してなかったはずである。
あの番組を見て、身体能力を取り戻した人たちに素直に感動するだろうし、また例の「操りラット」の映像を見て生理的にゾッとするのも判る。またこれを同じ事を人間、特に兵士にされたり我々一般民衆が知らぬ間に操作されてしまうのではないかと言う「基本的人権の侵害」が横行しかねないのではないかという危惧も当然出ておかしくない。
アメリカの研究最前線に、米軍の先端技術研究機関である「DARPA」が絡んでくるのだから不安になるのも無理も無いが、残念ながら歴史において科学が進歩するのは常に「戦争」によってである。
今こうして我々が使っているインターネット自体元々は軍用で開発されたものなのである。
ソレまでの中枢司令型ピラミッド構造の命令形態に限界と問題点を抱えていた軍が司令部と戦場との命令伝達距離を短縮、効率化を図ろうとして開発されたARPA-NET(このARPAとは現在のDARPAの前身)なるものがその後民間に下ってインターネットへと姿を変えた事は世間にはあまり知られていないが有名な話。
確かに番組中で自信満々に声高に自分達の研究を軍事に役立てたいと語っていた学者連中を見ているとにわかにマッドサイエンティストめいた危惧感を覚えてもおかしくないがw
あの辺は日米というか世界の文化の違いによる部分もあるかと思うが、それはともかくも、アメリカと言う国はその自由を謡うだけあり、どんなアイディアでも実行できるというその自由な環境は学術、技術の進歩にとってすさまじい促進力がある。
アメリカが常に第一線で居続けられる所以はまさにそこにあると思う。
他の国や文化圏では倫理的なハードルやらで中々進みにくいものだがアメリカはそういった足かせは在るにしてもまずやらせてしまうのだ。自由の名のもとに。
それの善悪は、確かに悪い点も大きいが一概には語れない。
ただ、科学の進歩はどうしても最初は悪い方が先立ってしまうのが世の常であるようだ。
良い方はいつも後追い、原子力にしてもやはりそうだった。今度のサイボーグ技術にしても
やはり人権や倫理観といった部分で大きな衝突が起こるものが必ず出てくるだろうと思う。
しかし、だからと言って一度手にした甘い蜜を人間は捨て去ることもできないだろうしまた悪い点ばかりではなく良い点は確実にあるのだから、行き過ぎた暴走をさせないように常に目を向けておくのは我々一人一人の、恩恵を受ける者の責務ではないかと思う。
確かにこういったハイテクニカルなものは誰彼もが受けられるようなものではないのでいっそう貧富や上下格差がひどくなるという懸念も無いとはいえない。
しかし長期的な目で見た場合必ずしもそうばかりではないと私は思う。
かつては裕福層しか乗れなかった自動車が今どうなっているか、電気は、水道は、衣食住は?携帯電話などもここまで普及すると30年前だれが予想しえただろうか。
ただこの最新技術は人間の在り方そのものを変えてしまうかもしれない可能性をもっているので一概に同じ比較対照にはできない面もあるが、やはり大きな流れでは似た動き方をするのではないだろうか。
また、この新発見から今までの「人間観」や「人権」といった不明解な問題点に、新たな見解を指し示す指標が出てくるようにも思える。
昨今の少々過敏過剰ともおもえるような人権過保護、人間至上論的で少々頭に「?」が浮かびそうな異常過熱した流れに冷静な判断力を与えてくれるのではないかと私は不謹慎かもしれないが少し期待しているw
この意見に賛否両論あると思いますがその際はご遠慮なくコメント下さい(^^
トラックバックも歓迎いたしますw